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日立、生成AI専門部署新設 マイクロソフトと連携 プロンプトエンジニアも育成へ
日立が生成AIの活用を進める「Generative AIセンター」を新設。社内業務で利用する他、顧客向けのコンサルティングサービスも。
日立製作所は5月15日、生成AIの活用を進める「Generative AIセンター」を新設すると発表した。生成AIを社内業務で利用する他、顧客向けのコンサルティングサービスを6月に始める。同社のAI事業「Lumada」のパートナーの日本マイクロソフトとも協業する。
Generative AIセンターは、AI研究者やデータサイエンティストと、社内のIT・セキュリティ・法務など業務のスペシャリストを集め、リスクマネジメントしながら活用を推進する組織。
マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」などを利用した社内利用環境「Generative AI アシスタントツール」を整備し、5月末から利用を始める。
議事録などの文章の作成や要約・翻訳、ソースコード作成などに生成AIを活用するという。AIを使った新たなアプリケーションの開発や、プロンプトエンジニアなどの人材育成に積極的にも取り組む。
社外向けには、生成AIを活用したコンサルティングサービスの他、Azure OpenAI Serviceと日立のクラウドSIを連携させ、環境構築支援・運用支援サービスを提供する。
「Generative AIセンター」は既に、生成AI利用のリスクを考慮した業務利用ガイドラインを策定したという。ガイドラインで対応できない相談を受け付けられる社員向け窓口も設置した。
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