庵野作品のヒーロー達が合体する「シン・ユニバースロボ」爆誕 PV監督「おおらかな目で」
「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」は19日、ゴジラ、エヴァンゲリオン初号機、ウルトラマン、仮面ライダーが合体するロボット玩具「S.J.H.U.PROJECT シン・ユニバースロボ」を発表した。
庵野秀明監督作品のコラボプロジェクト「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」は5月19日、ゴジラ、エヴァンゲリオン初号機、ウルトラマン、仮面ライダーが合体するロボット玩具「S.J.H.U.PROJECT シン・ユニバースロボ」を発表した。同時に佛田洋監督が手がけた特別PVも公開した。
4キャラクターが変形合体し、全高約240mmのロボットになる「夢のような商品」(発売元のバンダイ)。ウルトラマンのスペシウム光線エフェクトとゴジラの背びれが合体して武器になり、エヴァのATフィールドが盾になる。
バンダイの公式ECサイト「プレミアムバンダイ」で19日から予約を受け付ける。価格は2万3100円(送料、手数料別)。商品の発送は2024年1月を予定している。
「おおらかな目で」
同時に公開した特別PVの監督には、オリジナルビデオ作品「ウルトラマンVS仮面ライダー」(1993年)をはじめ特撮ヒーロー作品を多く手がける佛田洋監督を起用した。しかしオファーを受けた当初、佛田監督は無茶な内容に疑心暗鬼となり、庵野監督に確認のメールを送ったという。すると「ケレン味たっぷりでお願いします。巨大ロボが爆発の中を堂々と歩くカットが見たいなあ」とすぐに返信が届いたという。
制作では変形合体のCGをあえて昔風のカット割りにした。「そして爆発の中を歩くロボに高橋洋子さんの歌が被さった時の想像のナナメ上をいく高揚感! シン・ユニバースロボがなぜか仏像的な崇高なロボに見えてきました」(佛田監督)。またファンに対しては「皆様おおらかな目でご覧ください」と呼び掛けている。
シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースは、映画「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」の4作品がコラボレーションするプロジェクト。カラー、円谷プロダクション、東宝、東映が会社の垣根を超えて22年2月に立ち上げた。
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