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「チャットAIに仕事奪われそう」76.9% 若い世代ほど高い傾向
ライボが、ChatGPTのようなチャットAIに仕事を奪われると思っている人が76.9%いるとする調査結果を発表した。若い世代ほど奪われそうとする人の割合が大きい傾向にあった。
キャリア相談サイトを運営するライボ(東京都渋谷区)は5月22日、ChatGPTのようなチャットAIに仕事を奪われると思っている人が76.9%いるとする調査結果を発表した。若い世代ほど奪われそうとする人の割合が大きい傾向にあった。
世代別では20代が81.7%、30代が74.6%、40代が72.9%、50代が66.7%。「生産性向上につながる」という肯定的な意見もあったが、「情報の信頼性に不安がある」「情報漏えいが不安」といった否定的な声もあった。
調査は20〜50代の男女956人を対象にインターネットで実施。そのうちチャットAIを知っている人は88.5%(846人)。実際に使った人は63.5%(537人)だった。
実際に使った人のうち、業務に活用したことがあるのは31.1%。職種別の利用率はIT系エンジニアが最も高く98.0%。企画・管理者(48.1%)やマーケティング担当者(46.2%)も多かった。他方で、不動産業・建設関係者・工場勤務者(10.0%)、販売・サービス業(14.3%)などは利用率が低かった。
チャットAIの活用で仕事の効率化ができると考えている人は全体の91.1%に及び、チャットAIについてポジティブな印象を持っている人も95.4%だった。
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