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「arrows」スマホ製造のFCNTが民事再生へ 販売数減、半導体不足など重なり

スマートフォン「arrows」シリーズや「らくらくスマートフォン」を製造するFCNTとグループ会社のジャパン・イーエム・ソリューションズ、持株会社のREINOWAホールディングスが民事再生手続きを申請した。

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 スマートフォン「arrows」シリーズや「らくらくスマートフォン」を製造するFCNT(神奈川県大和市)が5月30日、東京地方裁判所に民事再生手続きを申請した。グループ会社のジャパン・イーエム・ソリューションズ(兵庫県加東市)と持株会社のREINOWAホールディングス(神奈川県大和市)も同日に民事再生手続きを始めた。

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 帝国データバンクによると、コロナ禍で携帯ショップの営業時間が短縮され、販売数が減少した他、低価格の機種を購入する消費者が増加したこと、半導体不足などが重なったことが原因。

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最新機種「arrows N F-51C」

 2022年3月期の時点で、FCNTは約734億円の負債を抱えており、3社合計の負債は約1432億円に及ぶという。

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