ニュース
「スマホを契約して渡してくれれば高額報酬」はキケン ドコモが“闇バイト”で注意喚起
NTTドコモが「闇バイト」について注意喚起している。同社によると、SNSやWebサイト、知人などを介して「携帯電話を契約して端末を渡してくれれば、高額なアルバイト代を支払う」「携帯電話料金を支払う必要はないので、名義を貸してほしい」などと誘い、新規契約を促すケースがあるとしている。
NTTドコモが「闇バイト」について注意喚起している。同社によると、SNSやWebサイト、知人などを介して「携帯電話を契約して端末を渡してくれれば、高額なアルバイト代を支払う」「携帯電話料金を支払う必要はないので、名義を貸してほしい」などと誘い、新規契約を促すケースがあるとしている。
こうした闇バイトにより、報酬を受け取れないままスマートフォンなどをだまし取られ、契約者本人に月額料金や端末代の債務が残るおそれがある。また、ドコモの承諾なく業として有償で、ユーザー自身の名義の回線を第三者に譲渡する、または他人名義の端末を受け取る場合、「携帯電話不正利用防止法違反」に該当(2年以下の懲役、または300万円以下の罰金)する他、渡したスマートフォンと携帯回線を詐欺などに悪用され、詐欺罪に問われる可能性もある。
同社は、闇バイトと関わりを持ってしまった場合や、第三者に携帯電話などを渡してしまった場合など、警察に相談するよう案内している。
関連記事
- 相次ぐ携帯キャリアの「健康保険証」での本人確認中止 残るソフトバンクと楽天の方針は?
NTTドコモに続き、KDDIも本人確認書類として健康保険証の取り扱いを5月中旬に停止すると、4月21日に発表した。理由としてKDDIは「不正利用が発生しているため」と説明。他の携帯キャリアは今後どう対応するのだろうか、ソフトバンクと楽天モバイルに聞いた。 - ドコモ、本人確認で「健康保険証」が利用不可に 5月中旬から
NTTドコモは、携帯電話の新規契約や、各種注文時の本人確認手段において、「健康保険証等」(健康保険被保険者証)の取り扱いを5月に終了すると発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.