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「NSX」のエンジン音が流れるぬいぐるみ「赤ちゃんスマイル」 なお外観は「S600クーペ」
タカラトミーアーツは6日、本田技研工業との異業種コラボから生まれた赤ちゃんを笑顔にするグッズを発表した。価格は8250円。
タカラトミーアーツは6月6日、本田技研工業との異業種コラボで生まれた「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER(サウンドシッター)」を発表した。価格は8250円。10月に発売する。
ホンダが2018年に発表し、大きな反響を呼んだ「クルマのエンジン音は母親の胎内音に近い」という調査結果をもとに開発した赤ちゃん向けのぬいぐるみ。スイッチを押すとクルマのエンジン音が約45秒間流れる。「ぐずり泣きしている赤ちゃんに聞かせて安心と笑顔を引き出すお手伝いをする」(タカラトミーアーツ)。
18年の調査ではサウンドヒーリング協会の協力のもと、ホンダ車約30車種のエンジン音を調査。最も胎内音に近い周波数特性を持っていたのは2代目「NSX」のエンジン音だった。
タカラトミーアーツはホンダから音源の提供を受け、再生するサウンドユニットを開発。エンジンの低音の響きを再現するため、スピーカーをあえて内向きに配置し、ユニット内で反響させる仕組みにしたという。
外側のぬいぐるみはホンダの往年の名車「S600クーペ」をモチーフにした。メカ部分を取り外すと洗濯もできる。
ホンダは研究成果や開発の経緯をまとめた「Honda SOUND SITTER」Webサイトを公開。2代目NSXの他、「Integra Type R」(2001年)や「S2000」(1999年)のエンジン音も聞けるようになっている。
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