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ポケモンカード公式「転売目的での購入、断固お断り」 偽造品にも注意喚起
ポケモンが、トレーディングカードゲームの新パック「ポケモンカード151」の転売について注意喚起。「転売などの営利を目的とした商品購入を固くお断りしています」という。
ポケモンは6月13日、トレーディングカードゲームの新パック「ポケモンカード151」の転売について、公式サイトで注意喚起した。フリマアプリなどで相次ぐ転売行為について「転売などの営利を目的とした商品購入を固くお断りしています」(同社)と呼び掛けている。
ECサイト「ポケモンセンターオンライン」で転売目的の購入を発見した場合、注文のキャンセルや利用制限といった措置を取る方針も示した。フリマアプリでカードやパックを購入する場合、以下のような点にも注意するよう呼び掛けている。
- 偽造品・模倣品の出品
- 「SR高確率封入」などの表現で、出品者が独自にカードを封入し販売する「オリパ」(オリジナルパック)。実際には目当てのカードが封入されていない可能性がある
- 封を開けずにカードを確認する“サーチ行為”などでレアカードが入ったパックを抜き取り、残りをまとめて販売する「サーチ済みパック・ボックス」
ポケモンカード151は16日に発売予定。15日からは、ポケモンセンターオンラインで受注生産も受け付ける。ポケモンカードは転売の対象としてレアカードの価格高騰が続いており、窃盗事件も全国で相次いでいる。
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