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フォトショの生成AI機能でキャンペーン アドビ、Twitterで画像の投稿募る
アドビが、Photoshopの画像生成AI機能を活用した写真の投稿キャンペーンを始めた。画像をハッシュタグつきでTwitterに投稿し、同社が選定したインフルエンサーに選ばれれば、景品が受け取れる。
アドビは6月29日、Photoshopの画像生成AI機能「生成塗りつぶし」を活用した写真の投稿キャンペーンを始めた。制作に生成塗りつぶしを使った画像を、ハッシュタグ「#Photoshop生成AIチャレンジ」を付けてTwitterに投稿。アドビが選出したインフルエンサーに引用リツイートされると、景品として2000円分のAmazonギフト券を受け取れる。
キャンペーンは8月9日まで開催。アドビが選出したインフルエンサーとして、Webデザイナーのタマケンさん、フォトグラファーの高木慎平さん、バーチャルYouTuberなどとして活動するいまいち萌えない子さんなどが審査する。
生成塗りつぶしは米Adobeが5月に発表した機能。同社の画像生成AI「Adobe Firefly」を活用したもので、プロンプト(文章)を入力するだけで写真を拡張したり、モノを追加・削除したりできる。現在はβ版として英語入力のみに対応した形で提供しており、23年後半に正式版をリリースする予定。日本語にも後日対応するという。
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