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エンジン車の燃費と全く違う“電費のクセ” テスラ「モデル3」の場合:走るガジェット「Tesla」に乗ってます(4/4 ページ)
Model 3を日々運用しているとエンジン車時代の常識では計り知れない状況に直面することがあります。その1つが「電費」です。エンジン車で言うところの「燃費」です。本稿では、Model 3の電費について考察します。
電費悪化の結論は?
電費について長々と書いてきましたが、本稿の結論として次のようにまとめたいと思います。
- 一般論として、EVの電費は渋滞に巻き込まれたからといって、通常走行時より悪化するわけではない。
- ただし、渋滞区間に限った場合、エアコン(特に暖房)を使用するとケース・バイ・ケースで電費に大きな影響を及ぼし、悪化する場合もあり得る。
上の図は、2022年末のアップデートで、Model 3のスクリーンに追加された新しいエネルギーグラフです。電力消費におけるエアコンの影響度をパーセントで表示する機能が加わりました。走行を含む全体で12.9%を消費し、エアコン(空調)は2.2%を消費しています。次にひどい渋滞に遭遇したら、エアコンの電力消費率をしっかりと記録しておきたいと思います。
著者プロフィール
山崎潤一郎
音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla
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