ニュース
MetaのTwitterっぽい新SNS「Threads」使ってみた かなり近いが投稿検索・ハッシュタグなく性格は別物(3/3 ページ)
米Metaが7月6日(日本時間)、Twitterによく似た新SNSアプリ「Threads」のサービスを始めた。実際に使ってみて、どのくらいTwitterに近いのか検証してみた。
SNS依存防止機能がある プロフィール設定は結構細かい
プロフィール設定項目を見ると、Twitterにある機能は一通りあった。一部の設定はInstagramと共有になっている。
- メンションを許可する人:全員/フォロワー/許可しない
- ミュート済みアカウント
- 非表示ワード
- ブロック済みアカウント
特徴的なのは「休憩」という項目だ。これは指定した時間以上Threadsを見ているとリマインダーで注意する機能で10分/20分/30分/受け取らないの4つから選択できる。
雰囲気はインスタ9Twitter1
このように「InstagramベースのTwitter」ともいえるThreadsだが、6日午前10時現在の雰囲気としてはInstagram9割、Twitter1割という印象だ。おすすめに流れてくる投稿はだいたいおしゃれな写真が添付されたもので、発信者もミュージシャンやインフルエンサーが多い印象。そこに、たまにTwitterでよく見る“ミーム画像”が混ざる。
このように機能そのものはTwitterとほぼ同じで使い勝手も似てはいるが、ハッシュタグや投稿検索機能がないことで、使い方は結構異なるものになっている。情報を広く伝えるというよりは、フォロワーに向けて発信するような仕組みであり、投稿が広まるにはリツイートの力が重要そうだ。
今後、機能面がTwitterに近づくかどうかはMetaの方針次第ではあるが、広告効果などを考えるとTwitterとはまた別の運用ノウハウが必要かもしれない。
関連記事
- Metaの新SNS「Threads」、登録者数200万を突破 開始2時間で
米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、新SNSアプリ「Threads」の登録者数がサービス開始から2時間で200万人を突破したと発表した。 - Twitter対抗「Threads」、日本でもダウンロード始まる ただし使えるのは6日夜から
7月5日午後11時ごろから、米Metaの新アプリ「Threads」のダウンロードが始まった。同アプリは、Instagramをベースとしたコミュニケーションアプリで、Twitter対抗として注目されている。 - MetaのTwitter競合「Threads」、開始は7月6日午前8時になぜか前倒し
Twitter競合と目されるMetaの「Threads」の開始時間が前倒しになり、日本時間の7月6日午前8時になった。Androidアプリは「Coming Soon」となっている。 - 移住先探す“Twitter難民” 注目浴びる新興SNS、受け入れ体制の現状は
Twitterに閲覧制限がかかったことで、他サービスへの移住を検討するユーザーが増えている。一方、当の他サービスはまだ受け入れ体制が整っていないところも多い。本記事では新興SNSを中心に、受け入れ体制の現状をまとめる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.