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ChatGPT新機能を使えば大学入学共通テストの数学も満点取れる? 「Code interpreter」検証(2/5 ページ)

ChatGPTで「Code interpreter」という機能が登場した。チャット上でPythonのコードを実行できるのだが、これを使えば大学入学共通テストの数学も解けるのではないか。実際に2023年度の問題を解かせて検証してみた。

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……解けるな(ただしサポートあり)

 というわけで大学入学共通テストの「数学I・数学A」を解いてもらおう。第1問の1は単純な計算問題。これをChatGPTに入力してみる。

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大学入試センター「令和5年度本試験 数学I・数学A」
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 1問目の絶対値を含む不等式はらくらくクリア。2問目にはルートと文字が出てきた。「ルート3」をChatGPTのために「Sqrt(3)」に書き換えるとともに、問題に書いてある情報を少しアレンジして渡した。

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 答えは出力されたが、問題の穴埋めとは形が異なるため答えとして書き込めない。これは計算が間違っているのではなく、有理化(分母にルートを含まない形に変形する処理)ができていないのが問題のようだ。後は有理化するよう頼むだけでいい。

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