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楽天とOpenAI、協業へ 三木谷氏「国全体の効率を20%上げる」
楽天グループの三木谷浩史代表は8月2日、同日から開催している同社のリアルカンファレンス「Rakuten Optimism 2023」において、チャットAI「ChatGPT」やLLM「GPT-4」などを手掛ける、米OpenAIと協業すると発表した。
楽天グループの三木谷浩史代表は8月2日、同日から開催している同社のリアルカンファレンス「Rakuten Optimism 2023」において、チャットAI「ChatGPT」やLLM「GPT-4」などを手掛ける、米OpenAIと協業すると発表した。
楽天モバイルを含む、楽天のさまざまなサービスでOpenAIの生成AIをプラグインの形で接続し、楽天で事業を手掛ける企業の業務効率化、ユーザーエクスペリエンス(UX)の改善を図る。また楽天社内でも、マーケティングやオペレーション効率を20%引き上げるという。「中小企業、大企業、国、地方公共団体のエンパワーメントを20%アップさせる。国全体の効率を20%上げる」(三木谷氏)。
イベントのキーノートには、OpenAIのサム・アルトマンCEOもオンラインで登壇。両社の協業について「私たちがこの業界で一緒にできることは多くあると思う。楽天と一緒にやっていくことをすごく楽しみにしている」と述べた。
三木谷氏も「(楽天が持つ)データを一緒に使うことで、たくさんのことができる。私の目標は、ただ単に楽天がOpenAI、生成AIを享受することだけでなく、多くのクライアント、中小企業、大企業ととも一緒に新世界を作っていけることだと思う」と発言した。なお、アルトマン氏とは25年来の旧知の仲だという。
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