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航空会社元従業員、退職前に機密持ち出す 「転職先で役立つと思い」
航空会社のオリエンタルエアブリッジは、退職した元従業員が会社の機密情報を持ち出していたことが分かったとして謝罪した。
航空会社のオリエンタルエアブリッジ(長崎県大村市)は8月28日、退職した元従業員が会社の機密情報を持ち出していたことが分かったとして謝罪した。情報が第三者に渡された事実は確認されていないとしている。
元従業員は2022年に同社を退職。NHKや読売新聞など各社の報道によると、社用PCから社内サーバにアクセスし、業務マニュアルのデータを持ち出したとされている。警察の調べに対し「転職先で役立つと思った」と話しているという。
オリエンタルエアブリッジは「お客さまが航空機をご利用いただく際の安全につきまして影響はございません」としている。
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