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シニアのLINE使用率、初めてメールを上回る PC派男性とスマホ派女性でSNS傾向も変化
シニアのLINE利用率が初めてメール利用率を上回ったとする調査結果をNTTドコモのモバイル社会研究所が発表した。メール利用率は横ばいだが、LINE利用率は右肩上がりに増えている。
シニアのLINE利用率が初めてメール利用率を上回った──そんな調査結果をNTTドコモのモバイル社会研究所が8月28日に発表した。メール利用率は2019年から60%台を推移しているが、LINE利用率は右肩上がりに増えている。
調査は60〜79歳の男女を対象に紙の質問票を使って実施。23年のメールの利用率が64%だったのに対し、18年には28%だったLINE利用率は23年には76%に達した。この他、Facebookは12%、Instagramは11%、Twitterは8%だった。
調査では男女差も見えた。メールやFacebook、Twitterは男性の方が利用率が高く、LINEやInstagramは女性の利用率が上回った。モバイル社会研究所は「男性は女性よりPCの利用時間が長い。女性は男性よりスマホの利用時間が若干長い。利用している機器の違いがメールとLINEの差と関連していると思われる」と分析している。
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