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Intel、「Thunderbolt 5」正式発表 「4」の倍速、120Gbpsのブーストモードも
Intelは「Thunderbolt 5」の詳細情報を公開した。PM-3採用で最大速度がThunderbolt 4の倍に。さらに帯域幅ブーストモードで最大120Gbpsのデータ送信が可能としている。
米Intelは9月12日(現地時間)、Thunderboltポート規格「Thunderbolt 5」に関する詳細情報を公開したと発表した。PCや周辺機器などが同規格をサポートするようになるのは2024年になる見込みだ。
Thunderbolt 5は、DisplayPort 2.1、USB v4、USB 3 20G、PCIe Gen4をサポートする。コネクタは従来どおりUSB Type-C。PAM-3技術を採用することで、Thunderbolt 4の最大速度が40Gbpsのところ、Thunderbolt 5は80Gbpsに。さらに、帯域幅ブーストモード(要広帯域幅のディスプレイ)で最大120Gbpsでデータを送信できるという。
複数の8Kディスプレイ、144Hzの3台の4Kディスプレイ、140W〜240Wの充電をサポートする。また、540Hzのディスプレイも理論的にサポートする。
Intelは「Thunderbolt 5で、1つのUSB Type-Cポートとケーブルですべてを実行できるというビジョンを実現し続ける」としている。
米MicrosoftはIntelの発表文で「MicrosoftはIntelと協力し、最新のUSB4標準をWindows顧客に提供できることを嬉しく思う」と語った。
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