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Slack、Box、Zoom、Oktaを全学導入 脱PPAPや多要素認証を実現 関西学院大学
関西学院大学が「Slack」「Box」「Zoom」「Okta」全学導入する。クラウドサービスの活用により、場所を問わず学習・業務できる環境を整える他、各サービスの機能を活用したセキュリティの強化も見込む。
関西学院大学は9月21日、コラボレーションツール「Slack」、クラウドストレージ「Box」、Web会議ツール「Zoom」、認証基盤「Okta」を全学に導入すると発表した。いずれも2024年3月に利用を始める。クラウドサービスの活用により、場所を問わず学習・業務できる環境を整える他、各サービスの機能を活用したセキュリティの強化も見込む。
例えば、Boxの活用によりPPAP(パスワード付きZIPファイルをメールで送信し、パスワードを記載したメールを別送する行為)を脱却。各サービスのログインなどにはOktaが提供する多要素認証機能を活用し、不正アクセスを抑止する。
SlackやZoomは学生や教職員間のコミュニケーションに活用。学生が、一般企業でよく使われるITツールに慣れやすいようにするという。今回導入したシステムは大学の学生・教職員に加え、中学部や高等部の教員も利用する。各ツールの導入は日商エレクトロニクスや三井情報といったシステム開発事業者が支援した。
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