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「クロネコゆうパケット」10月スタート 「ネコポス」代替、ヤマトが預かり日本郵便が投函
「クロネコゆうパケット」が10月1日スタート。ネコポスの代替サービスで、ヤマトが預かり日本郵便が投函する。
ヤマト運輸は9月28日、法人向けの新たな投函サービス「クロネコゆうパケット」を10月1日から、北海道や群馬県、三重県など一部エリアでスタートすると発表した。厚さ3cm以内の「クロネコゆうパケット」をヤマト運輸が預かり、日本郵便の配送網で郵便受けなどに投函する。
ヤマト運輸のセールスドライバーが集荷するか、ヤマトの直営店へ持ち込みで受け付けた荷物(長辺34cm以内、厚さ1cm、2cm、3cm以内)を、全国一律料金で届ける。料金は数量などに応じて顧客ごとに設定する。配送には約3日〜1週間かかる。
まず北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、栃木県、群馬県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、愛知県、三重県の1道15県からスタートする。
ヤマト運輸が引き受けから投函まで行ってきた「ネコポス」の代替。ヤマト運輸と契約のあるフリマ/オークションサイトから発送する個人ユーザは引き続きネコポスを利用できる。
同社は、2024年度末をめどに全地域で「クロネコゆうパケット」を提供し、ネコポスは順次廃止する計画を発表している。
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