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トヨタ、テスラの充電規格を採用へ 北米で販売するEVで 日産・ホンダに続き

トヨタが北米で販売するトヨタ/レクサスのバッテリーEVにおいて、米Teslaの充電規格(NACS)を採用すると発表した。トヨタの北米事業体であるTMNAとTesla間で合意に達した。国内メーカーでNACS採用を表明するのは、日産、ホンダに続き3社目。

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 トヨタ自動車は10月20日、北米で販売するトヨタ/レクサスのバッテリーEVにおいて、米Teslaの充電規格(NACS:北米充電規格)を採用すると発表した。トヨタの北米事業体であるTMNA(Toyota Motor North America)とTesla間で合意に達した。国内メーカーでNACS採用を表明するのは、日産、ホンダに続き3社目。


Teslaの充電規格「NACS」

 これにより、トヨタ/レクサスのユーザーは北米全域に設置された1万2000基以上のテスラ製急速充電設備「スーパーチャージャー」を利用できるようになる。現在、両ユーザーはACレベル2やDC急速充電ステーションなどの充電ネットワークにアクセスできるが、NACSの採用でより多くの充電インフラが利用可能となる。

 2025年にTMMK(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー)で生産予定の3列シートSUVを含む、一部のBEV車両にNACSポートを搭載。さらにCCS規格(Combined Charging System)を搭載したトヨタ/レクサス車のユーザーには、25年以降、NACSへの変換アダプターも提供予定としている。


CCSとNACS比較。NACSの方がコンパクトなのが分かる

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