ニュース
GMOが新たなGPUホスティングサービス 生成AI意識
GMOインターネットグループが、新たなGPUホスティングサービスをリリースした。生成AIに関する利用を想定しており、GPU「NVIDIA H100」や「NVIDIA L4」を搭載したサーバが1時間単位で使える点を特徴としている。
GMOインターネットグループは11月15日、新たなGPUホスティングサービスをリリースした。生成AIに関する利用を想定しており、GPU「NVIDIA H100」や「NVIDIA L4」を搭載したサーバが1時間単位で使える点を特徴としている。
料金はNVIDIA H100を利用する場合1時間当たり1398円、L4は169円。サーバは画像生成AI「Stable Diffusion」の利用環境「Automatic1111」や「InvokeAI」などをすぐにセットアップできるよう設定済みの状態でサービスを提供するという。
同社は「提供形態を模索する」として、6月から同様のサービスを試験提供していた。主にAIスタートアップなどに無料で提供していたが、ユーザーからの意見などが集まり、方針が定まったことから今回のサービス化に至ったという。
関連記事
- GMO、社員に「NVIDIA H100」搭載サーバ無償貸し出し RTXノートPCも AI活用を促進
GMOインターネットグループが、グループ社員を対象に、米NVIDIA製のGPU「NVIDIA H100」や「NVIDIA L4」搭載サーバを無償で貸し出す新制度を始める。 - さくら、生成AI向けのクラウドサービス提供へ 「NVIDIA H100」を2000基投入
さくらインターネットが、生成AI向けのクラウドサービスを、2024年1月以降に提供すると発表した。データセンターに「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を2000基以上導入するという。 - Microsoft、生成系AI支援のVMをAzureでプレビュー開始 NVIDIA H100搭載
MicrosoftはNVIDIAのH100を8基搭載する仮想マシン(VM)「Azure ND H100 v5」の提供をプレビューとして開始した。大規模で複雑な生成系AIモデルのトレーニング向けだ。「Azureは大規模な変革型AIワークロードを開発、実行するための場だ」とスコット・ガスリー氏。 - Oracle Cloudに「数万個のNVIDIA製GPUを追加」 オラクルがAIサービス強化へ
米Oracleが米NVIDIAとの協業を強化する。NVIDIA製のGPU数万個を調達し、クラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure」の提供に活用。AIや深層学習に関するサービスを強化する。 - AI開発でスパコンを使いたい! 用途別の選び方を紹介 小型タイプからデータセンター向けまで
AIハードの中で、一番大規模なシステムとなるスーパーコンピュータの選び方を紹介する。本格的なAI開発を行う企業や研究機関向けだが、AIに関連したサービスやプロダクトとして提供する際の参考にしてほしい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。