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個人情報書かれたふせんを窃取か パスポートセンター勤務の中国籍女を書類送検 約2000人分持ち出しか
勤務していた東京都豊島区の池袋パスポートセンターで、個人情報が書かれたふせん紙を盗んだとして、警視庁公安部は11月24日が、窃盗容疑で、中野区に住む中国籍の女(52)を書類送検した。
勤務していた東京都豊島区の池袋パスポートセンターで、個人情報が書かれたふせん紙を盗んだとして、警視庁公安部は11月24日、窃盗容疑で、中野区に住む中国籍の女(52)を書類送検した。公安部は認否を明らかにしていない。
都や公安部によると、女は2020年5月〜23年3月、パスポートセンターの業務を受託する企業の契約社員として、窓口で勤務。付箋に書き出したり、パスポート申請書や戸籍謄本をコピーしたりして、1920人分の個人情報を持ち出していたとみられる。外部への流出は確認されていないという。
書類送検容疑は、23年3月28日〜31日ごろ、契約社員として勤務していた池袋パスポートセンターで、個人情報が書かれた付箋紙1枚を盗んだとしている。
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