東京メトロは12月11日、半蔵門線・青山一丁目駅のホームディスプレイに、号車ごとのリアルタイム混雑状況を表示することで、乗車時の行動が変化するかを検証する実証実験を行うと発表した。
青山一丁目駅の一つ前の永田町駅に設置した「デプスカメラ」(深度センサー内蔵カメラ)で混雑状況を撮影し、リアルタイムに実測。「次に到着する列車の混雑状況」として青山一丁目駅渋谷方面行きホームのディスプレイに表示する。
混雑状況を表示することで、客が空いている号車に移動するかどうかなど、行動の変化を検証し、今後の情報提供やサービス向上に活用する。実験は2023年12月中旬以降から2024年3月末ごろまで実施する。
同様な実験は、2022年度に東西線早稲田駅で実施し、一定の行動変容が見られた。今回は、より多く乗客が利用する青山一丁目駅で行い、ディスプレイの台数は約2倍に増やして効果を検証する。
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