ニュース
ダイヤモンド社にランサムウェア攻撃 情報漏えいの可能性は
ダイヤモンド社がランサムウェア攻撃を受けたと発表した。現在は「サーバ内に保存されていた情報について確認中」という。
経済メディア「ダイヤモンド・オンライン」などを手掛けるダイヤモンド社は12月11日、同社のサーバがランサムウェア攻撃を受けたと発表した。判明したのは7日で、現在は「サーバ内に保存されていた情報について確認中」という。
発表文では情報漏えいの可能性について触れられておらず、同社に詳細を確認したところ「現段階で文面以上に回答できることはなく、全てにおいて調査中」(同社)とした。すでに個人情報保護委員会には報告済み。対策本部も設置しており、被害の拡大や再発防止に向けた対応を始めているという。
関連記事
- 中小情シスに捧ぐ「セキュリティに理解がない上層部」説得のいろは 予算獲得の勘所
経営層の理解を得られず、セキュリティ予算が増やせない──中小情シスにあるあるの悩み。解決に必要なテクニックは。 - 「あの企業、実は情報漏えいしてますよ!」──ランサムウェア集団が自ら政府機関に“告げ口” 米国で新たな手口
ランサムウェアを操る集団が自分たちで攻撃を仕掛けて情報を流出させた企業について、被害に関する届け出を怠ったとして米証券取引委員会に“告げ口”する手口が確認された。こうした手口が発覚したのは初めてとみられる。 - セイコー、6万件の漏えい明らかに 8月発表のランサムウェア攻撃で
セイコーグループ社が、8月に発表したランサムウェア攻撃の被害によって、グループ企業で管理していた個人情報など約6万件が漏えいしたことが分かったと発表した。同社は8月にランサムウェア攻撃を受けたことを公表。情報漏えいの事実を確認したとし、影響範囲の調査を進めていた。 - 名古屋港のシステムを停止させたランサムウェア「LockBit」とは? 攻撃の手口や特徴を解説
名古屋港の貨物や設備を管理するシステムで発生したランサムウェア感染は、物流の混乱を招くなど大きな被害を与えた。その攻撃に使われたのは「LockBit」というランサムウェア。その攻撃の手口や特徴を解説する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.