元日に発生した能登半島地震の混乱に乗じ、XなどのSNSで、被災者を装ってPayPay残高を受け取ろうとする不正行為が見られるとしてPayPayが注意を呼び掛けている。
注意喚起は5日付。「被災してお金がないので援助してほしい」などとXに投稿し、PayPay残高を受け取ろうとする不正行為がみられるという。
PayPayは「見知らぬ人との残高のやり取りをせず、支援にあたっては相手を十分に確認し、確認できない場合や少しでも怪しい場合は取引をしないで」と呼び掛けている。
関連記事
- 日本赤十字社、能登半島地震の義援金受付開始 ニセサイト・ニセメールに注意喚起も
日本赤十字社が令和6年能登半島地震に際する義援金の受付を開始した。一方、同法人をかたる偽サイトや、偽メールが出回る可能性もあるとして、注意を呼び掛けている。 - 大災害と“インターネット”の切っても切れない関係 3.11の教訓は生かされたか
2024年元日に発生した能登半島大地震は、まさに日本全体がお正月のホンワカムードに浸る中の出来事で、一体何が起こったのか理解できた人は少なかったのではないだろうか。もちろん筆者もその1人である。 - 偽の「イオンお年玉」LINEで出回る 「20人に送ると5万円当たる」など 偽「セブンイレブンお年玉」も
イオンやセブン-イレブンといった実在の企業をかたり、「メッセージを20人に転送すれば、お年玉プレゼントが当たる」と嘘の内容でURLに誘導するフィッシングメッセージがLINEなどで出回っている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.