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「中古PCを買ったら、NTT Comの社内用設定画面が出て使えない」Xで話題 同社が事情を説明、謝罪
「中古PCを購入してWindowsを入れようとしたら、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の設定画面が表示されてしまい、利用できない」――こんな投稿がXで話題になった。
「中古PCを購入してWindowsを入れようとしたら、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の設定画面が表示されてしまい、利用できない」――1月20日、こんな投稿がXで話題になった。
NTT comは「社用PC利用終了時に、サーバ上の『ハードウェアID』情報を削除し忘れたため起きた現象」と説明し、購入者に対して同日中にDMで事情を説明して謝罪した。情報漏えいなどはないという。
1月20日、Xユーザーの「エリト」さんが、「中古ノートPCを購入したが、Windows 11 Proが入っていて、『NTTコミュニケーションズへようこそ』などと表示されて利用できない。Windows 10のインストールもできない」などとXで報告して話題になった。フォロワーの助言を受け、クリーンインストールした後、オフラインでセットアップして解消したという。
NTT ComがWebサイトに掲載した報告によると、同社の社用PCは、端末の「ハードウェアID」をMicrosoftのサーバに登録しており、起動時に自動で社内向けのWindows設定が行われるという。ハードウェアIDは、社用PC利用終了時にサーバから削除すべきところ、一部削除漏れが起きていたことで、今回の事象が起きたという。
同社は、サーバ上のハードウェアIDの削除を進めているという。このPCは同社のシステムにはログインはできず、同社が扱う情報も残っていないと説明している。
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