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講談社とプロダクションI.G、社長の顔写真が「笑い男」に上書きされる
2月1日、講談社やProduction I.Gなどの企業Webサイトで、社長の顔が「笑い男」(The Laughing Man)と呼ばれるキャラクターのマークに上書きされた。
2月1日、講談社やProduction I.Gなどの企業Webサイトで、社長の顔写真が「笑い男」(The Laughing Man)と呼ばれるキャラクターのマークに上書きされる事態になった。アニメ「攻殻機動隊」公式サイトでは主人公の顔も被害に遭っている。
講談社は同日、公式X(旧Twitter)で「『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で「#笑い男事件」が描かれてから22年、作中で事件が発生した2024年2月になりました。あの笑い男マークがあらゆるところに出没するらしいので、周囲を探してみてください!」と告知していた。
作中の「笑い男事件」は、マイクロマシンメーカーのセラノ・ゲノミクス社のアーネスト・瀬良野社長誘拐に端を発し、医療機器メーカーやマイクロマシン関連企業などが脅迫を受けた企業テロ事件。特A級のハッカーと見られる犯人により、テレビのニュース映像などが「笑い男」に上書きされた。
また事件発生日を記念して、講談社はYouTubeチャンネル「フル☆アニメTV」で「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man」の無料配信を始めた。期間は3日まで。
今回の事象はプロモーションの一環だったようだ。ただし、先日発生した「攻殻機動隊」公式X乗っ取り事件は本当だったことが分かっている。
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