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大谷翔平着用の“デジタルブラジャー”は最先端のトレーニング機器 走行距離など瞬時に計測

ドジャースのX公式アカウントで、見慣れない器具を装着してトレーニングをこなす大谷翔平選手の姿が投稿され、SNSでも話題になった。「デジタルブラジャー」とも呼ばれる最先端のトレーニング器具を使い、新天地での活躍に向けて鍛錬を積んでいる。

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産経新聞

 米大リーグ(MLB)のドジャースに今季から加入した大谷翔平選手(29)は、2月9日(日本時間10日)から米アリゾナ州グレンデールで始まるドジャースの春季キャンプに向け、自主トレーニングにも力が入っている。1月29日に公開されたドジャースのX公式アカウントでは、見慣れない器具を装着してトレーニングをこなす大谷の姿が投稿され、SNSでも話題になった。「デジタルブラジャー」とも呼ばれる最先端のトレーニング器具を使い、新天地での活躍に向けて鍛錬を積んでいる。

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胸部付近に最先端のトレーニング器具を装着し、自主トレーニングに臨む大谷翔平(ドジャースのX公式アカウントから)

 ドジャースのXでは、チームカラーでもある青色のTシャツを身にまとい、ダッシュなどを黙々とこなす動画や写真などが公開された。ひときわ目を引いたのが、ブラジャーのような器具を胸部付近に装着してトレーニングをしている大谷の姿だ。この動画が投稿されると、Xでは「すごく気になった」「見た目がかっこいい」といった声が寄せられた。

 この器具は、英国に拠点を置くSTATSports社の「GPSパフォーマンストラッカー」とみられる。同社の公式サイトによると、衛星利用測位システム(GPS)機能を使い、走行距離や最高速度、心拍数、カロリーなどアスリートにとって重要な指標をリアルタイムで計測が可能。「データはスマートフォンに直接送信され、専用のアプリで完全な分析を表示できる」としている。

 同社の公式サイトによると、器具は国際サッカー連盟(FIFA)でも公認されており、英国のプレミアリーグに所属するアーセナルなどのチームでも採用されているという。

 スポーツ専門局「ESPN」(電子版)では「残りのキャリアを通じて非常に優れた指名打者(DH)に限定されたとしても、彼は野球殿堂入りする選手」と報じられるなど、MLBでの評価を不動にしつつある大谷。来たるべき新天地での春季キャンプへ、万全の準備を整えて臨む。

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