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厚労省職員、緊急連絡先メアドを誤登録 業務メール第三者に漏えい 個人情報も
厚生労働省は、職員が緊急連絡先として登録した私用メールアドレスが誤っていたことで、関係者に一斉送信されたメールが第三者に誤送信されていたことが分かったと発表した。
厚生労働省は2月5日、職員が緊急連絡先として登録した私用メールアドレスが誤っていたことで、関係者に一斉送信されたメールが第三者に誤送信されていたことが分かったと発表した。メールには、行政機関職員は650人の公務メールアドレスと、私人25人の電話番号・計675人の個人情報が含まれていたという。
誤ったメールアドレスを登録したのは、職員本人。2023年9月15日以降、休日などに、業務に必要なメールを一斉送信した際、誤ったアドレスに送信されていたという。職員本人からの報告により1月23日に発覚した。
この職員は、休日・夜間も公務メールアドレスをリモートアクセスで利用していたため、私用アドレスで業務メールを受信しているかどうかを確認していなかったという。
厚労省は誤送信先に対し、謝罪や削除依頼等の連絡をしているが、これまでに、メールアドレスの所有者からの応答はないという。
個人情報が漏えいした人に対して手紙で謝罪する予定。再発防止策として、同省は私用メールアドレスの業務上の使用を禁止した。
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