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下請けの本音を代弁する「言いづら印」登場 「そんなに安く出来ません」など11種 LINEスタンプも
岡田商会は6日、下請け企業の言いづらい本音を遠回しに表現したはんこ「言いづら印」を発売した。
印鑑の製造やネット通販を手掛ける岡田商会(大阪市淀川区)は2月6日、下請け企業の言いづらい本音を遠回しに表現したはんこ「言いづら印」を発売した。価格は3500円。同デザインのLINEスタンプ(120円)なども販売する。
「そんなに安く出来ません」「御社都合で減額しないで」「支払いは納品後にさせて」など11種。社判の代わりに請求書などに押せば、本音を遠回しに伝えられるという。
はんこの素材にはブラックな関係性を表現するため、全面が黒い黒水牛を使用。はんこならではの読みづらい書体(印相体)で表現した。
岡田商会によると、はんこのデザインは下請法で定められた11の禁止行為に対応しているという。「下請法で規制されているにも関わらず、多くの下請け企業は取引停止などの報復行為を恐れて本音が言えない。一人でも多くの方に下請けいじめの問題や下請法のことを知ってほしい」。
「裏がある京都人のいけずステッカー」などの企画や制作ディレクションを担当した、ない社と共同開発した。監修は働き方改革総合研究所(東京都渋谷区)が担当している。
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