ニュース
元メルカリ青柳氏がライドシェア新会社立ち上げ その名も「newmo」(ニューモ)
グリー元CFOで、メルカリの日本事業を統括していた青柳直樹氏が、新会社「newmo」(ニューモ)を設立。2月6日に、ライドシェア事業への参入を発表した。
グリー元CFOで、メルカリの日本事業を統括していた青柳直樹氏が、新会社「newmo」(ニューモ)を設立。2月6日に、ライドシェア事業への参入を発表した。事業の開始時期やサービス提供地域は後日改めて告知するという。
「newmoでは、利用者が安心・快適に利用できるユーザー体験や、ドライバーとして空き時間を活用し柔軟に働くことができる仕組みなど、地域や生活者にとって価値ある移動手段を提供する。これにより、移動をもっと多様で自由なものとするとともに、地域経済はもちろん、日本経済のさらなる活性化を目指す」(同社)
ライドシェアは、民間人が自家用車を使ってタクシー業務を行う仕組みのこと。欧米などで普及しており、日本でもドライバー不足への対策として、2024年4月から始動する予定。ただし、国内ではタクシー会社からの反発が大きいこともあり、タクシー会社が主導する、いわゆる「日本版ライドシェア」としてスタートする。
資本金は2億円。青柳氏は、2006年にグリーに入社後、CFOとして資金調達、株式上場を主導してきた。17年にはメルペイの代表取締役に就任。23年からはメルカリのMarketplace CEOとして、同社の日本事業を統括した。その後23年12月にメルカリを退職し、24年1月にnewmoを創業している。
関連記事
- Uber Japan、日本版ライドシェア参加へ タクシー会社と協議
Uber Japanは、2024年4月に日本で始動する、タクシー会社によるライドシェア(いわゆる「日本版ライドシェア」)導入支援を行う。 - メルカリ、金融関連の新会社「メルペイ」設立 元グリー青柳直樹氏が代表に
メルカリが、金融関連の新規事業を行う100%子会社「メルペイ」を設立。 - 中国の配車サービス大手「DiDi」が日本進出 大阪でスタート
DiDiモビリティジャパンが、スマホアプリでタクシーを呼べるサービスを大阪で始めた。中国の配車サービス大手、滴滴出行が日本に進出した。 - ライドシェア導入、日本の進め方が“いびつ”と感じるワケ 爆発的に普及した海外と違う、日本特有の事情
民間人が自家用車を使ってタクシー的な業務ができるライドシェア。2015年前後にも日本での導入が期待されていたが、日本のタクシー会社の反対が大きく、結果的にUberはタクシーの配車サービスと、Uber Eatsをローンチするにとどまったと記憶している。 - Google、530万株を売り出し
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.