速報
Google、Qualcommと協力し、Snapdragon搭載Windows PC向けChromeブラウザをリリース
GoogleはQualcommとの協力により、ArmベースのWindows PC向けに最適化したChromeブラウザをリリースする。2024年半ばにはQualcommの新SoC「Snapdragon X Elite」搭載Windows PCが登場する見込みだ。
米Googleと米Qualcommは3月26日(現地時間)、Snapdragon搭載のArm版WindowsノートPC用に最適化したChromeブラウザをリリースすると発表した。「今週展開される」としている。
QualcommはPC向けハイエンドSoC「Snapdragon X Elite」を昨年10月に発表しており、その際、搭載製品は2024年半ばに登場すると予告した。
GoogleでChromeなどを担当する上級副社長、ヒロシ・ロックハイマー氏はQualcommの発表文で「Qualcommとの緊密な連携により、ChromeユーザーがArm搭載PCでWebを閲覧する際、可能な限り最高の体験を確実に得られるようになる」と語った。
Qualcommのクリスティアーノ・アモン社長兼CEOは、Chromeの新バージョンは、「Windows PC向けのプレミアムプラットフォームとしてのSnapdragon X Eliteの役割強化に役立つだろう」と語った。
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