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料金は? どこで乗れるの? ドライバーになるには? 本格スタートのライドシェアQ&A(1/2 ページ)

一般ドライバーが自家用車を使い有料で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」のサービスが8日に東京都内で始まった。サービスはこれから他の地域にも広がっていくが、従来のタクシーとの違いが十分に知られているとはいいがたい。そこで、利用方法や料金などライドシェアに関する素朴な疑問をQ&A形式でまとめた。

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産経新聞

 一般ドライバーが自家用車を使い有料で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」のサービスが4月8日に東京都内で始まった。サービスはこれから他の地域にも広がっていくが、従来のタクシーとの違いが十分に知られているとはいいがたい。そこで、利用方法や料金などライドシェアに関する素朴な疑問をQ&A形式でまとめた。

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8日行われた日本版ライドシェアの出発式では、河野太郎デジタル相らも試乗した=8日、東京都江戸川区(関勝行撮影)

支払いは現金不可

Q.利用方法は

A.原則、「GO」や「S-RIDE」といったアプリを使って配車する方式で、流しのタクシーを拾うように走行中の空車を捕まえて乗ることはできない。乗車地や乗車時間などの条件がライドシェアの車両とマッチングした場合、乗車地に迎えにくる。アプリによっては、希望に合わせてタクシーに限定して車両を呼ぶことができる。

Q.料金は

A.タクシーと同額で、アプリで乗車地と降車地を入力すれば、乗車前に運賃が決まる仕組み。原則、支払いはキャッシュレスで、現金は使えない。

Q.どこで乗れるのか

A.国土交通省が配車アプリのデータを分析し、タクシーが不足していると認めた区域。具体的には(1)東京23区、東京都武蔵野市、三鷹市、(2)横浜市、川崎市、神奈川県横須賀市など、(3)名古屋市、愛知県瀬戸市、日進市など、(4)京都市、京都府宇治市、長岡京市──など。原則、ライドシェアはこれらの区域外への移動はできない。5月以降には、札幌、仙台、埼玉、千葉、大阪、神戸、広島、福岡の8市を含む区域で認められる見通し。

Q.利用できる時間帯は

A.国交省が各区域ごとにタクシーが不足する時間帯のみ運行が認められる。東京都の場合は、月〜金曜午前7〜10時台、金〜土曜午後4〜7時台、土曜午前0〜4時台、日曜午前10時台〜午後1時台。ドライバーの活動は週に1〜5日勤務、勤務時間は1日4時間、週20時間未満に定められている。

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