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“危険な暑さ”で電力需給に厳しさ 東電は他社から融通 「効率的な電気の使用」呼び掛け
東京電力パワーグリッドは8日、電力需給を改善するため、中部電力パワーグリッドからから融通電力を受電した。
東京電力パワーグリッドは7月8日、電力需給を改善するため、中部電力パワーグリッドからから融通電力を受電した。8日は広い地域で“危険な暑さ”となり、関東より西の24都県に熱中症アラートが出ている。
8日の午前9時から最大20万KWを受電した。8日の電力需給が100%に達すると予測されたため、電力広域的運営推進機関に電力融通を依頼し、他の一般送配電事業者から電力を受電するように指示を受けていた。
東電は「今後も必要に応じて電力融通の要請を行うことなどにより、引き続き電力の安定供給に努める」としている。
利用者に対しては、公式Xアカウントなどを通じて、冷房を活用して熱中症を予防すると共に、日常生活に支障のない範囲で「効率的な電気の使用」への協力を呼び掛けている。
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