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「OneDrive同期できない」などMicrosoft 365で障害 トラフィック迂回で対処
「Microsoft 365」で障害が発生し、OneDriveのファイルが更新できなかったり、Teamsのステータスが変更できないなどの問題が出た。
米Microsoftのサブスクリプション型クラウドサービス「Microsoft 365」で、7月19日朝(日本時間)から障害が発生し、OneDriveのファイルが更新できなかったり、Teamsのステータスが変更できないなどの問題が出た。
同社は、正常なシステムにトラフィックをリダイレクトすることで一時的に対処しており、根本原因へのアプローチも続けている。
Microsoftは午前8時41分に障害を初めて報告。「OneDrive for Business」「Teams」「SharePoint Online」「Intune」「PowerBI」「Fabric」「Defender」「Defender for Endpoint」「Viva Engage」に影響が及んでいるという。
当面の対応として、トラフィックを迂回して問題を解消しており、午前11時28分時点で、サービスは安定してきているという。根本原因へのアプローチも続けている。
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