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オランダの「アザラシ幼稚園」、ライブ動画が日本で人気 プカプカゴロゴロ「かわいい」

オランダの野生アザラシ保護センターがYouTubeで24時間配信するライブ動画が日本で反響を呼んでいる。動画では、プールで過ごすアザラシの赤ちゃんの様子が確認できる。コメント欄の投稿の大半は日本語で占められており、SNSでは同センターについて「アザラシ幼稚園」などと愛称もつけられている。

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産経新聞

 オランダの野生アザラシ保護センターがYouTubeで24時間配信するライブ動画が日本で反響を呼んでいる。動画では、プールで過ごすアザラシの赤ちゃんの様子が確認できる。コメント欄の投稿の大半は日本語で占められており、SNSでは同センターについて「アザラシ幼稚園」などと愛称もつけられている。

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アザラシの赤ちゃん。写真は三重県の鳥羽水族館で令和2年2月に生まれたオス(同水族館提供)

 同センターはオランダ最北部に位置する海洋哺乳類の医療機関で、獣医やボランティアら約40人がアザラシの保護活動を行っている。

 1971年の設立当時、オランダでは狩猟や生態環境の悪化でアザラシは数百頭まで減少していたという。現在、約10頭のアザラシの赤ちゃんを保護しており、アザラシの具合を踏まえて、本来生息する同国沿岸の干潟「ワッデン海」に返される。

 同センターは、高い位置に固定されたカメラでプールを撮影して、動画を配信。泳いでいるアザラシや立ったままプカプカ浮いているアザラシ、清掃作業のため水が抜かれたプールの底でゴロゴロしているアザラシが映し出されている。アザラシの着ぐるみを来たスタッフらしき人物が登場する場面もある。

 2日午後6時現在で約8500人が視聴しており、「仰向けのアザラシがかわいい」「みんなで移動するのがかわいい」「ひっくり返っている」などと日本語でのコメントが相次いでいる。

 同センターは1日、Instagramのストーリー上で「Thank you Japan(and everyone else of course)for watching our live stream!」(ライブ配信を見てくれて、ありがとう日本)と投稿した。

アザラシは1日平均5kg近い魚を食べるといい、センターはエサとなる魚代として寄付も募っている。(奥原慎平)

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