ニュース
「プチプチ」はなぜ指でつぶされるようになったのか? メーカーが25年間の研究成果を書籍化
気泡緩衝材「プチプチ」を製造販売する川上産業は、過去25年間の研究成果をまとめた書籍を8月8日に発売する。価格は1518円。
気泡緩衝材「プチプチ」を製造販売する川上産業(東京都千代田区)は、過去25年間の研究成果をまとめた書籍「プチプチ」(マイナビ刊)を「プチプチの日」である8月8日に発売する。価格は1518円。
大切なものを衝撃から守ることが本来の役目のはずなのに、なぜか指でつぶす癒やしグッズとしても認知されているプチプチ。同社が1000人規模のアンケートから自由記述をもとにテキストマイニングを行ったところ「つぶす」が存在感を示した。
川上産業は「プチプチを『つぶす』ことは本来の用途である『まもる』と対を成すプチプチの用途といっても過言ではない」としている。
書籍では、プチプチはなぜつぶされるようになったのか? なぜ粒は丸いのか? といった謎の解明とともに、梱包以外に使われる“プチプチ文化”を解説。実用性とエンタメ性を兼ね備えた内容になっているという。
書籍をまとめたのは、川上産業が2001年に設立したプチプチ文化研究所。同研究所には、客員研究員として、かつてバンダイでプチプチをモチーフにした玩具「∞プチプチ」を開発したおもちゃクリエイターの高橋晋平さんも名前を連ねている。
また川上産業は書籍の発売を記念して、8月8日に“四角いプチプチ”こと「スパスパ」で作ったカードケース1万個を全国の駅など19カ所で無料配布する予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
プチプチが進化! 手でスパッと切れる「スパスパ」誕生
手で簡単に切れる新プチプチ「スパスパ」が誕生。気泡が四角い形状で、ハサミ不要でまっすぐ切れる。「もちろんプチップチッと手でつぶして楽しめます」
「プチプチ」つぶす感触を再現した「∞プチプチAIR」、バンダイが発売 260万個売れたヒット商品をリニューアル
バンダイは15日、2007年に累計260万個以上を販売した「∞(ムゲン)プチプチ」をリニューアルした「∞プチプチAIR」を発表した。価格は1078円(税込)。
アニメ「しかのこ」、OP曲2000万回再生を記念して3Dモーション無料公開 素体+ツノ、「耐久ダンス」も
ヌン! ツインエンジンは4日、アニメ「しかのこのこのここしたんたん」のオープニングテーマ曲「シカ色デイズ」の再生数が2000万回を突破したことを記念して、ダンスモーションデータ一式を無料公開した。
「ツイキャス」の“コメントを画面に流す”機能が削除される ニコニコが特許侵害の可能性を指摘
ニコニコの栗田穣崇代表は6日、特許侵害の可能性が高いと指摘していた「ツイキャス」の「コメントを画面に流す」機能が削除されたと報告した。
6年ぶり登場、光学60倍ズーム「LUMIX FZ85D」でスマホでは難しい写真を撮ってみよう
懐かしいスタイルのコンパクトデジカメが復活した。20-1200mm相当の60倍ズーム機、パナソニック「FZ85D」である。



