エレコム、YouTuberと共同開発したこだわりのバックパックを発売 約2万円
エレコムは20日、バックパック「MNL CITY PACK」を発表した。これまでに200個以上のカバンを試したというYouTuber「リュークさん | カバンの人」をアンバサダーに迎え、1年間を掛けて共同開発した。
エレコム(大阪市中央区)は8月20日、これまでに200個以上のカバンを試したというYouTuber「リュークさん | カバンの人」をアンバサダーに迎え、1年間を掛けて共同開発したバックパック「MNL CITY PACK」を発表した。9月上旬に1万9980円で発売する。
ミニマルなシルエットで容量は21L。バック本体には耐摩耗性と耐久性を備えたCORDURA re/corファブリックを採用した。
メインコンパートメントはガバッと180度開くクラムシェル構造。15.6インチまでのノートPCが収納できる。内側には大小のポケットや仕切りのクッションがあり、多くのガジェットを収納できる。MNLのタグは隠しポケットになっていて、紛失などに備えてAirTagを入れられるようになっている。
上部ポケットもこだわった部分。通常、バックパックでは下部に重量物が偏り、持ち運ぶ際に振り子の原理で重さを感じがちだが、AC充電器など重量のあるものを上部ポケットに入れ、ショルダーストラップに近い場所で保持することでそれを防ぐ。ショルダーストラップも荷重を分散する幅の広いものを採用した。
カバンの内側は荷物が見えやすいように明るい生地を採用。底には心材が入っているため、荷物が少なくても自立して倒れづらいという。
外側のフロントポケットは左右どちらからも荷物が取り出せるように両サイドにファスナーを設けた。左右のポケットは独立し、互い違いの構造になっているため、タブレットなど大きめの荷物も収納できる。
サイドポケットはiPhone 15 Pro MAXがすっぽり入るサイズ。逆サイドにはボトル用のポケットがあり、500mlペットボトルや折りたたみ傘を収納できる。底には水やホコリを排出する穴もある。
リュークさんはソフトウェアエンジニアとして働きながら2020年にYouTubeチャンネル「イミグラム」を開設してパッキング動画を投稿開始。翌21年にカバンレビュー専門チャンネル「リューク | カバンの人」をスタートし、これまでに高機能タイプを中心として200個以上のカバンをレビューしている。
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