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Microsoft、9月10日にセキュリティイベント開催 CrowdStrikeも登壇
Microsoftは9月10日にセキュリティイベントを開催すると発表した。7月の大規模障害から学べるセキュリティ対策について議論する。CrowdStrikeを含む狩猟パートナー企業がレドモンドに集結する。
米Microsoftは8月23日(現地時間)、9月10日にレドモンド本社でセキュリティイベント「Windows Endpoint Security Ecosystem Summit」を開催すると発表した。7月に発生した大規模障害から学べる教訓やセキュリティ対策について議論する。あの障害の原因を作った米CrowdStrikeも参加する。
CrowdStrike以外のサイバーセキュリティ企業や政府関係者も参加する予定。「エンドポイントセキュリティ技術を提供する主要パートナーが一堂に会し、回復力の向上と相互顧客の重要インフラの保護について話し合う」。
米CNBCによると、このイベントでは、7月の障害の原因となったCrowdStrikeによる特権カーネルモード利用よりも安全な方法を検討するという。
イベントのライブ配信は予定されていないようだが、「イベント終了後、これらの会話に関する最新情報を共有」するとしている。
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