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会話もできるデジタルなリカちゃん「Licca Meets」、東京おもちゃショーに登場
アタリは27日、タカラトミーの「リカちゃん」をデジタル化し、人と対話できる新コンテンツ「Licca Meets(リカ・ミーツ)」を発表した。
広告コンテンツ制作のアタリ(東京都渋谷区)は8月27日、タカラトミーの「リカちゃん」をデジタル化し、人と対話できる新コンテンツ「Licca Meets(リカ・ミーツ)」を発表した。29日に開幕する「東京おもちゃショー2024」(東京ビッグサイト)のタカラトミーブースに体験コーナーを設置する。
NTTテクノクロス(東京都港区)の音声合成技術「FutureVoice Crayon」を採用。「Nagisa AI Engine」を手がけるParame(東京都港区)が対話エンジンを開発した。
例えば「リカちゃんの好きな色はなんですか?」と質問すると「リカはピンクと白がすきだよ」などと答える。アタリは「ファッションや趣味の話題から日常の悩み相談まで、まるで友達と話しているかのような対話が実現する」としている。
デジタルキャラクターになったことで、今後はアニメやゲーム、バーチャルイベントへの出演など、多様なメディアへ展開できるという。今後はリカちゃんの公式サイトや公式SNSで順次紹介する。「新時代のリカちゃんとの出会いをお楽しみください」(アタリ)
東京おもちゃショーは、今年で61回目を迎える国内最大規模の玩具見本市。前半2日間はビジネス関係者向けのバイヤーズデー、後半2日間(8月31日、9月1日)は一般公開するパブリックデーとしている。4日間で約8万人の来場を見込む。
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