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こうなってるのか、スパコン解体 天文学専用「アテルイII」搬出の様子 国立天文台「お疲れさまでした」
国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)が、運用を終了した天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイII」を解体・搬出する様子を、公式Xアカウントに投稿している。
国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)が、運用を終了した天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイII」を解体・搬出する様子を、公式Xアカウントに投稿している。9月9日午前8時に始まった一連の投稿からは、ふたやケーブルが外され、中身が丸見えになったアテルイIIや、ファンなどのパーツをフォークリフトで運び出す様子が確認できる。
アテルイIIは、国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)が、2018年6月から国立天文台水沢キャンパス(岩手県奥州市)で運用していたスパコン。24年8月31日まで稼働しており「約600本の論文に貢献した」(CfCA)という。9月2日から順次シャットダウンやブレーカーを落とす作業をしており、その様子もSNSに投稿していた。
9日午後5時ごろには「最後の筐体とファンも運び出しました。大きく圧迫感のあったスパコンがなくなり、部屋がとても広く感じられます」とのコメントと共に、空になった設置場所の写真を投稿した。
「トラックへの荷積みが終わり、天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイII」は、国立天文台水沢キャンパスを去りました。6年3カ月の間、宇宙の謎に挑み続けたアテルイII、今までお疲れさまでした」
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