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Appleの「AirPods Pro 2」、FDAの市販補聴器ソフトの認可取得

Appleが9月9日のiPhone 16発表イベントで披露した「AirPods Pro 2」の補聴器機能を、米FDAが承認した。これで米国ではAirPods Pro 2の聴覚テスト機能を利用可能になり、軽度から中度の難聴と診断された場合は、補聴器機能を有効にできる。

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 米Appleが「It's Glowtime」イベントで発表した「AirPods Pro 2」で補聴器機能を提供するソフトを、米連邦政府保健福祉省食品医薬品局(FDA)が9月12日(現地時間)、承認したと発表した。

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 AirPods Pro 2自体は2022年9月に発売されたものだが、Appleは9日のイベントで、このイヤホンにソフトウェアベースの補聴器機能を追加すると発表した。発表の際、「この聴力検査機能と補聴器機能は、まもなく世界の保健当局から承認を受ける予定」で、「米国、ドイツ、日本を含む100以上の国と地域で今秋に利用可能になる」としていた。

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 補聴器の購入は、国によっては処方箋が必要(日本の場合は耳鼻科の承認を推奨)だが、米国では2022年から処方箋なしで補聴器を購入できるようになっている。

 AirPods Pro 2のアップデートで、聴力検査機能と補聴器機能が追加される。聴力検査機能は、ユーザーがAirPods Proと接続したiPhoneまたはiPadで使える約5分の「直感的な臨床レベルの聴力テスト」だ。

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聴力検査とその結果

 このテストで、軽度から中度の難聴であると診断されたユーザーは、AirPods Proの補聴器機能を利用できる(難聴でない場合と、重度の難聴の場合は使えない)。テストで得られた聴覚プロファイルに基づいて、補聴器機能が自動的に利用可能になり、セットアップするとユーザーの聴力に合わせた調整が可能になる。

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