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テスラ最大の利点は「ソフトウェアアップデート」 夏のアップデートでできるようになったこと走るガジェット「Tesla」に乗ってます(2/4 ページ)

Teslaが誇る大きな武器として、自宅等にいながらにして行えるOTA(Over The Air)によるソフトウェアアップデートがあります。夏に配信されたアップデートで何ができるようになったのか主要機能を紹介します。

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アダプティブハイビームで夜も御安全に

 アダプティブハイビームというのは、ヘッドライト機能の名称です。ハイビーム走行時であっても、先行車や対向車がまぶしくないように、その部分だけ光が当たらないよう、あるいは路肩の歩行者などを発見しやすいように自動で調光してくれるシステムです。さらに、前方のカーブに合わせた調光も行ってくれます。


交通量の少ない夜道では自動でハイビームになり、対向車がくるとハイビームのままLEDのピクセルを制御して幻惑を防止する

 Model 3の場合、従来は先行車や対向車を検知してハイビームのオンとオフを切り替えるだけの機能しか提供されていませんでした。OTAでアダプティブハイビームが有効化されたということは、もともと、それを可能にする、個々のLEDを制御可能なピクセルLEDヘッドライトが搭載されていたということでしょう。

 以前、本連載「テスラ車に乗るとはこういうことだ! アップデートに一喜一憂、GitHubから機能追加も」でTeslaのライトショーをご紹介しました。その際の動画をご覧いただくと分かりますが、ヘッドライトの光で壁に「Tesla」の文字が浮かび上がっています。このあたりからも、製造時にハードウェアを搭載しているものの、それを制御するソフトウェアを後からOTAで提供した、ということが想像できます。

 次の動画は、夜の中央高速におけるオートパイロットを使用したときの走行映像です。少し見えにくいかもしれませんが、先行車、対向車、カーブに合わせてヘッドライトの光が変化しているのが見て取れます。オートパイロットをオンにすると、アダプティブハイビームが自動的にオンになる仕組みです。

光の変化が分かりやすいシーンを集めて2倍速で編集済み。プライバシーや著作権に配慮して音声はなし

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