Chromeのアイコン、なぜかアニメ化へ クリエイター陣に「ONE PIECE」の映画監督やボカロP・ピノキオピーさんなど
Google日本法人は、米GoogleのWebブラウザ「Google Chrome」アイコンのアニメ化計画を発表した。
Google日本法人は10月17日、米GoogleのWebブラウザ「Google Chrome」アイコンのアニメ化計画を発表した。アニメ映画「ONE PIECE STAMPEDE」で脚本・監督を務めた大塚隆史さんや、ボカロ楽曲「神っぽいな」で知られるピノキオピーさんなどがクリエイターとして参加。イラストコンテストを開催し、大賞作品をアニメ化するという。
事の発端は6月、Xの公式アカウント(@googlejapan)がChromeアイコンのカラーを説明する画像を投稿したことだ。アイコンに引出線(説明する箇所を強調する線)を付けて説明したところ、Xユーザーから「そういう生き物やキャラクターみたい」などの声が続出。手足と触角のついたChromeアイコンのファンアートが相次いで投稿され、話題になっていた。
これを受け、Google日本法人は「アニメを作りたい! という夢が膨らんだ」と説明。大塚隆史さんとピノキオピーさんの他、犬のイラストで知られるイラストレーター・じゅんさんや、コマ撮りアニメ「ポケモンコンシェルジュ」などを制作したアニメスタジオ・dwarf studios(東京都東村山市)をクリエイターに迎え、Chromeアイコンのキャラクターが主役となるアニメWebCMを制作する予定だ。
併せて、Xユーザーを対象にイラストコンテストも開催する。「ユーザーが作る新しいパスワードを頑張って覚えるChrome。さて、どうやって覚えてる?」など、3つのテーマに沿ったChromeのキャラのイラストを募り、テーマごとに大賞を選定。入賞作品をアニメの一部に活用するとしている。
なお、イラストコンテストの応募期間は23日まで。
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