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HHKBキラー? 東プレ「REALFORCE RC1」を試す 小型ながら“絶妙に分かってる”キー配列とは小寺信良のIT大作戦(1/4 ページ)

静電容量スイッチの本家といえば、東プレの「REALFORCE」である。この10月に、いわゆる70%サイズといわれる配列で、REALFORCE RC1というシリーズが投入された。早速使ってみているところだが、小型キーボードの代表格である「HHKB」に、いまひとつ乗り切れなかったユーザー必見の製品といえそうだ。

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 コンピュータ用キーボードの世界は、なかなかヒット商品というのが生まれにくいのだが、昨今記憶に残るヒットといえば、2023年10月にリリースされたPFUの「HHKB Studio」が挙げられる。


キーボードとしての近年のヒット作、PFUの「HHKB Studio」

 根強いファンの多いHHKBにポインティングスティックとマウスボタンを搭載し、さらにボディーの翼面にジェスチャーパッドを設けて、キーボードから手を離さずにマウス操作まで実現した、異色の製品である。MONOistにて開発者インタビューも行っているので、ご興味のある方はご一読頂ければ幸いだ。

 HHKBといえば静電容量スイッチを思い浮かべるところだが、HHKB Studioではユーザーによるカスタマイズ性を重視し、あえてメカニカルスイッチを採用、キースイッチを交換できるようにした。一方で静電容量スイッチの本家といえば、東プレの「REALFORCE」である。

 22年の10月にテンキーレスの「REALFORCE R3S」を取り上げたところだが、さらにコンパクトなキーボードを、という市場の声も強かったようだ。この10月に、いわゆる70%サイズといわれる配列で、REALFORCE RC1というシリーズが投入された。英語配列、日本語配列ともにキー荷重30gと45gがある。R3Sのときは先に日本語配列が出て、あとから英語配列が発売されたが、今回は同時発売である。価格はいずれも3万5860円となっている。

 今回はRC1の英語配列・30g「C1HK13」のサンプルを提供いただいたので、早速使ってみているところだが、HHKBにいまひとつ乗り切れなかったユーザー必見の製品といえそうだ。


この10月より販売が開始されたREALFORCE RC1 英語配列

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