ニュース
「Xは有害」――英有力紙「ガーディアン」、記事のポスト停止へ マスク氏は「彼らは下劣」と投稿
イギリスの有力紙「ガーディアン」は、Xへの記事の投稿を停止すると発表した。
イギリスの有力紙「ガーディアン」は11月13日(現地時間)、Xへの記事の投稿を停止すると発表した。「Xに記事を掲載するメリットより、デメリットが上回る」などと理由を説明した。
ガーディアンは、Xについて「極右の陰謀論や人種差別など、不穏なコンテンツが見られる」と指摘。「Xは有害なメディアプラットフォームであり、オーナーのイーロン・マスク氏が政治的な言説を形成するのに利用していると、アメリカの大統領選挙で露になった」(ガーディアン)としている。
ガーディアンのWeb記事には、これまでと同様、Xのポストなどを埋め込むこともあるという。Xユーザーも、ガーディアンの記事をシェアできるとしている。
これを受け、イーロン・マスク氏は「ガーディアンは手間のかかる、下劣なプロパガンダ機関だ」とXに投稿した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
幻冬舎コミックス、Xへの画像投稿は「AI学習阻害・ウォーターマーク付き」で 11月15日の規約変更を理由に
幻冬舎傘下の幻冬舎コミックスが、Xアカウントにおける刊行物の告知画像のうち、作家のイラストを使ったものについて、今後「AI学習阻害処理やウォーターマークなどの加工」をかけて投稿する方針を明らかにした。11月15日に控えるXの規約更新を受けての対応という。- Xに広がる“脱出論” 移住先として有力「Bluesky」「Misskey」「Threads」、いちユーザーから見た住み心地
Xからの移住先として有力なSNSたち。いちユーザーから見た住み心地を紹介する。
「通常のファン活動は制限しない」――アニメ「オーバーロード」、“文字起こし”ネタバレ逮捕にコメント
アニメ「オーバーロード」の製作委員会は、同作の“文字起こし”ネタバレサイトで逮捕者が出たというKADOKAWAからの発表について、「通常のファン活動は制限しない」などの方針を公式Xで示した。
マスク氏のXでの米大統領選関連虚偽ポスト、20億超ビュー──CCDH調べ
イーロン・マスク氏が自身が所有するX上に誤解を招く政治的ポストを大量に投じており、20億回以上表示されたとCCDHが報告した。トランプ氏を支持するマスク氏は、民主党が「有権者を輸入している」などと主張している。
Xの「ブロック貫通」導入始まる ブロックした相手も公開投稿を見られるように
Xはブロック機能のアップデートを開始した。ポストを公開に設定した場合、自分がブロックした相手からもそのポストを見られるようになる。

