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AWS、ストレージを持ち込んでデータを高速転送できる“場所”提供開始

Amazon傘下のAWSは、データストレージデバイスを持ち込んでAWSのクラウドに高速でデータを転送できる“安全な物理的な場所”の新サービス「AWS Data Transfer Terminal」を発表した。まずは米国の2都市に開設した。

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 米Amazon.com傘下のAWSは12月1日(現地時間)、ラスベガスで2日から開催の年次イベント「AWS re:Invent 2024」に先立ち、データストレージデバイスを持ち込んでAWSのクラウドに高速でデータを転送できる“安全な物理的な場所”の新サービス「AWS Data Transfer Terminal」を発表した。まずは、ロサンゼルスとニューヨークにデータ転送ターミナルを開設した。今後世界規模で拡大する予定。

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シアトルにあるパイロットターミナル(画像:AWS)

 転送ターミナルを利用するには、AWSコンソールにログインして予約する必要がある。予約には写真付きの身分証明書の提示が必要だ。

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予約画面(画像:AWS)

 予約すると場所の詳細やアクセス手順を説明する確認メールが来る。ターミナルに到着したら、予約に使った身分証明書を提示して転送用の部屋に入室する。持ち込めるのは、ノートPCSやSSDやAWS Snowball、その他関連データ転送ツールだ。

 ターミナルにはAWSネットワークに接続された100Gの光ファイバーが少なくとも2本設置されている。

 料金は時間制。詳細は料金ページを参照されたい。

 AWSは物理的なサービスとして、専用大型トラックでエクサバイト規模のデータを搬送する「Snowmobile」を2016年に発表しているが、このサービスは今年4月に終了した。

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