「モスバーガー」アプリで障害 復旧は2025年1月末の見込み ブラウザからのアクセス呼び掛け
モスフードサービスは、ハンバーガーチェーン「モスバーガー」のスマートフォンアプリで生じているシステム障害に対応するため、アプリ上でのネット注文などサービスを一時停止すると発表した。
モスフードサービスは12月6日、ハンバーガーチェーン「モスバーガー」のスマートフォンアプリで生じているシステム障害に対応するため、アプリ上でのネット注文などサービスを一時停止すると発表した。同日午後3時から停止しており、復旧は2025年1月末ごろの予定。Webブラウザからのネット注文はできるため、アプリ上にWebブラウザへのリンクを記載したポップアップを表示し、対応している。
担当者によると、アプリでは11月9日からネット注文などのサービスにアクセスしづらい状態になる障害が続いていた。調査したところ、アプリへのアクセス過多により、ネット注文のシステムとのAPI連携に不具合が生じていたと判明したことから、アプリ上でのサービスを一時停止し、復旧作業をすることになったという。
これを受け、モスフードサービスでは、ネット注文やアプリで注文する際のクーポン取得の他、アカウントとdポイントのひも付けもできなくなるとして、Webブラウザの利用を呼び掛けている。クリスマスシーズンに向けたモスチキンの予約サービス「ネット特別予約」と、12月10日から開始する「モス福袋特別予約」についても、各特設サイトでの手続きになるとしている。
モスバーガーの新規会員登録や会員情報の変更、退会もアプリ上ではできなくなり、公式サイトでの手続きとなる。また、プリペイドカード「モスカード」のモバイル版の新規発行もアプリ上ではできなくなっている。代わりに店舗でモスカードを購入し、公式サイトから登録すれば、店舗での支払いの際、アプリ上でモスカードを利用できるようになるという。
なお、アプリを利用する際に「アプリがメンテナンス中のためお待ちください」や「予期せぬエラーが発生しました」と表示される場合があるが、「はい」または「OK」をタップすれば、メニューの閲覧など停止していないサービスの利用はできるとしている。
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