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OpenAIの「12 Days」10日目は固定電話からでもChatGPTと15分無料で会話できるサービス
OpenAIがクリスマスまでの期間中、毎日1つ発表するイベントの10日目は、ChatGPTと電話とWhatsAppで会話できるサービス。電話は米国内だけだが、WhatsAppとのメッセージ交換は日本からも可能だ。
米OpenAIは12月18日(現地時間)、クリスマスに向けたイベント「12 Days of OpenAI」の10日目として、電話(固定電話を含む)とWhatsAppからChatGPTにアクセスできるようにしたと発表した。電話番号は米国内のフリーダイヤル番号1-800-ChatGPTなので、米国外からの国際電話では利用できない。
WhatsAppを介したテキストメッセージのやり取りは、WhatsAppのアカウントを持っていれば米国以外からも試せる。
「AIをより多くの人々が利用できるようにする取り組みの一環」としている。電話は月に15分間は無料だし、WhatsAppでの会話にはChatGPTのアカウントが不要だ。
電話での会話のデモでは、地域の観光スポットについての質問や、英語からスペイン語への翻訳の依頼などを音声で行った。WhatsAppでは、料理の詳しいレシピをテキストを表示させた。
音声はChatGPTの「高度な音声モード」と同じようだが、マルチモーダルではない。
WhatsAppでの利用には上限があり、上限に達するとChatGPTアプリをダウンロードするよう促される。
この新機能は、OpenAIで開催したハックウィークプロジェクトで数週間前に開発されたものという。
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