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メルカリ、大黒屋などと提携して買取サービス開始 出品と同時に査定→金額を打診 「売却の選択肢が増える」
メルカリは19日、大黒屋およびBelongと連携し、「メルカリ」内で新サービス「買取リクエスト」を開始した。出品した商品の査定が自動で行われ、出品者に買取を打診するサービスだ。
メルカリは12月19日、貴金属やブランド品の二次流通として知られる大黒屋(東京都港区)および伊藤忠グループで中古スマホ販売などを手がけるBelong(東京都港区)と連携し、「メルカリ」内で新サービス「買取リクエスト」を開始した。出品した商品の査定が自動で行われ、出品者に買取を打診する。
メルカリに出品された商品を提携業者が査定し、その金額をベースに買取価格を「メルカリ公式買取」として提示する。ユーザーが売却を希望した場合、商品を発送してもらい、問題がなければ買い取りが成立する。メルカリは買い取った商品を提携業者に売却する仕組み。
出品者には、ユーザー同士の取引と同様に10%の手数料が発生する。また、買取リクエストを利用する際には本人確認が必要になる。
大黒屋は「今までメルカリで売れ残った商品をわざわざ中古買取店で売却していた方は(買取リクエストにより)メリカリに出品するだけで売却の選択肢が増える」としている。
買取リクエストは、メルカリに出品された全商品が対象。提携企業の査定システムとメルカリアプリのシステムをAPI接続することで実現した。
「中古品市場は拡大傾向にあり、円安の影響で需要も高まっている。メリカリとの業務提携により、これまで以上に中古商品が売れやすくなる市場を目指す」(大黒屋)
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