ニュース
TVer、年末の視聴数は過去最高の約5億回に 「M-1グランプリ」など貢献
TVerは9日、2024年12月の月間動画再生数が4億9600万回で過去最高を記録したと発表した。パリ五輪が開催された24年8月を超えた。
民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」を運営するTVer社は1月9日、2024年12月の月間動画再生数が4億9600万回を記録したと発表した。パリ五輪が開催された24年8月を超え、過去最高となった。
24年1月に初めて4億回を超えてから1年経たずに1億回近く増えた。とくにコネクテッドテレビによる再生回数の伸びが顕著で、12月は1億6000万回と過去最高。23年同月比で約145%となった。
12月はリアルタイム配信やライブ配信の再生数の増加が顕著だったという。22日放送の「M-1グランプリ2024」や28日からの「第103回全国高校サッカー選手権大会 全国大会」が人気だった。
TVerは、15年に日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社が始めた“民放公式テレビポータル”。現在は約800の番組を広告付きで無料配信している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「TVer大躍進」となった2024年 その背景をひもとく
今年、TVerの伸びがすごいという話があちこちで聞かれるようになった。「メディア定点調査2024」によれば、TVerの利用率は緩い右肩上がりで推移してきたが、前年の2023年には39.5%であったものが、24年は50%越えを達成し、もはやキャズムは超えたといえる。
「TVer」7月の視聴数が過去最高に パリ五輪など貢献
民放公式テレビ配信サービス「TVer」で、7月の月間動画再生数が4億8000万回を超え、過去最高を更新した。
パリ五輪の生配信、民放は「TVer」に一本化 地上波では放送しない種目も
TVerは22日、「パリ2024オリンピック」の「ほぼ全競技」を無料配信すると発表した。民放のオリンピック生配信を一本化し、初めて単独で行う。
月額3万円のChatGPTが大人気でOpenAIに“損失”発生中 アルトマン氏「非常識なこと」
米OpenAIのサム・アルトマンCEOは6日、Xで「非常識なこと:現在、OpenAIのサブスクリプション、Pro(ChatGPT Pro)で損失が発生している」とぼやいた。
4年後に地球へ最接近する小惑星「アポフィス」の探査プロジェクト始動、千葉工業大学など
29年4月13日に地球のすぐ側を通り過ぎるとされている直径約340mの小惑星「Apophis(アポフィス)」の探査計画が日本でも立ち上がった。

