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「Temu」、日本からも出品可能に 国内の販売事業者を募集
中国ピンドゥオドゥオの海外向けECプラットフォーム「Temu」が、日本の販売事業者による出店受け入れを始める。
中国ピンドゥオドゥオの海外向けECプラットフォーム「Temu」が、日本の販売事業者による出店受け入れを1月27日から始める。Temuの運営会社である米Whalecoによると、日本で登記され、日本国内に在庫を持つ事業者も、Temuに出品できるようになるという。日本の商品の品ぞろえを拡充するねらい。
まずは招待制のプログラムで開始する。参加する事業者は、大型商品を含む商品の配送・販売が可能になるとしている。
同様の取り組みは、米国、メキシコ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギー、オーストラリア、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、スウェーデンなどで展開済み。
Temuは、2022年に米国でサービスを開始したECプラットフォーム。日本では2023年にサービスを開始しており、商品の安さなどから若者を中心に人気を博している。一方、梱包・配送トラブルや商品から有害物質が検出されたという報告が出ている他、ユーザーの個人情報の扱いに問題があるのではないかという指摘も出ている。
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